ダートグレード競走特集

第63回 日本テレビ盃(Jpn II)

サラブレッド系 3歳以上 グレード別定 ダ1800m
賞金 1着32,000,000円 2着11,200,000円 3着6,400,000円 4着3,200,000円 5着1,600,000円

JRA所属馬

アウォーディー (牡6)
アウォーディー
 母は天皇賞・秋を制したヘヴンリーロマンス。半妹のアムールブリエと同様にダート適性が高く、この路線に転じて4連勝と破竹の勢いを見せている。今回は休み明けだが、約5カ月半ぶりだった名古屋大賞典で大差勝ちを演じているように、久々も苦にしないタイプ。別定56キロで出走できるのも強みで、ダート戦線の主役に躍り出るか、期待が高まる。

サウンドトゥルー (騸6)
サウンドトゥルー
 昨年の日本テレビ盃の勝ち馬。その後、東京大賞典を制すなど、ダートG1で好勝負を演じ続けてスターダムにのし上がった。今年に入ってからは勝ち切れていないが、かしわ記念は距離が微妙に短く、川崎記念と帝王賞は馬場や展開が向かなかった印象。追い込み脚質のため、その不安は常につきまとうが、ゲンのいいこのレースで軌道修正を果たすか注目。

スリータイタン (騸7)
スリータイタン
 ダートの中距離で4勝を挙げているが、1600万下を勝ち切れていないことからも、このメンバーでは格下感が否めない。ただ、昨年のみやこSで勝ち馬から0秒9差の8着に押し上げたように、じっくり運べれば鋭い決め手を発揮するタイプ。経験豊富なだけに初コースでも力を出せそうで、人気どころがもたつけば、台頭する可能性がある。

モーニン (牡4)
モーニン
 フェブラリーS制覇を含め、デビューから【6011】の注目株。ただ、その着外1戦がかしわ記念(8着)で、しかも今回は初ナイターという不安要素がある。それを克服できるかがカギだが、ダートトップクラスの力を持っていることは疑う余地がなく、息の入りやすい地方の馬場なら距離延長にも対応できそう。巻き返しがあっても不思議ではない。


南関東地方競馬所属馬

ハッピースプリント (牡5)
ハッピースプリント
 全日本2歳優駿を制し、ジャパンダートダービーでも2着するなど、若い時期からダートグレードで活躍。古馬になってからも浦和記念制覇、帝王賞、かしわ記念でそれぞれ3着と、一線級を相手に互角の勝負を演じている。今春のかしわ記念は久々もあって7着だが、本来船橋コースは問題なく、1800メートルも守備範囲。久々でも好勝負が可能だ。

タイムズアロー (牡8)
タイムズアロー
 JRA5勝、オープンでも好勝負した実績を引っさげて転入。船橋1800メートルが舞台の報知グランプリCを制し、交流のマーキュリーCでも2着に食い込むなど、高い能力を示している。特にマーキュリーCの走破時計(2分2秒7)が優秀で、高速決着に対応できるのも強み。スムーズに運べればこのメンバーでも上位争いが期待できる。

アンコイルド (牡7)
アンコイルド
 京都大賞典、函館記念でともに2着するなど、芝の中~長距離で活躍。ダートのブリリアントSでも、抜群の末脚を発揮して3着に食い込むなど、このメンバーでも引けをとらない実績がある。ただ、転入後の3戦は往時の走りが見られず、A1特別でも苦戦を強いられている。休養でどこまでリフレッシュできているかがカギとなりそう。


地方他地区所属馬

シークレットオース (牝4)
シークレットオース
 JRAの新馬戦で4着したが、その後は未勝利で笠松に転入。ここでは持ち前の先行力を生かして5連勝をマークするなど、B級戦線で活躍している。スムーズに先行できれば力を発揮するタイプで、近況の敗戦はスタートで後手を引いたのが響いている印象。ダートグレードの舞台で自分の競馬ができるかは微妙だが、最内枠を生かせれば。

ビービーガザリアス (牡9)
ビービーガザリアス
 サウスヴィグラスの産駒だが、当時2600メートルの大井記念で3着、オグリキャップ記念でも2着するなど距離の融通は利くタイプ。そうした実績からも、地方では名の知られた存在だ。ただ、9歳を迎えた今年は以前の行きっぷりが見られず、安定を欠くようにもなった。使い詰めなのも気になるだけに、このメンバーでどこまで太刀打ちできるか。

ブランクヴァース (牡7)
ブランクヴァース
 JRAではデビューから8連続連対をマークし、芝の中~長距離で3勝を挙げる活躍。その実績からすれば、高知移籍後は案外なレースが続いたが、適距離の高知県知事賞(2400メートル)で勝利し、豊富なスタミナを証明した。強敵相手で、微妙に短い1800メートルなのも気になるところだが、自慢の末脚で存在感を示したいところ。

ミッキーヘネシー (牡7)
ミッキーヘネシー
 勝ちみに遅いタイプだが、JRA在籍時から堅実に走り、1600万下で2着に食い込んだ実績もある。高知転籍後も2勝どまりだが、佐賀のサマーチャンピオンで5着、金沢のイヌワシ賞で3着と、ここへきて徐々に上向いている印象だ。当然、G2だけに相手も強力だが、前走のように前々で立ち回れば、見せ場を作れる可能性もある。

タッチデュール (牝7)
タッチデュール
 今回が139戦目のタフネス。かつては兵庫クイーンCや地元のくろゆり賞を制覇、東海ゴールドCでも2着に健闘するなど、東海を代表する牝馬として名を馳せた。ただ、過去1年間で連対したのは5月の名古屋A2戦のみと苦しい近況で、前走のオーバルスプリントでも最下位に敗れている。復活へ向けて、きっかけがつかめるか。

ウォースピリッツ (騸6)
ウォースピリッツ
 JRA500万クラスから笠松に移籍。5連続連対ののち1度の敗戦を挟み、さらに4連勝をマークするなど破竹の勢いを見せた。しかし、今年の4月以降はオグリキャップ記念、サマーCでともに6着など敗戦が続いており、前走もA2戦で7着と、復調のきざしが見えてこない。GI級がそろった一戦だけに、今後の糧としたいところか。


1954(昭和29)年に創設され、今年で63回目を数える船橋で最も古い歴史を誇る重賞競走。
初回から97年まで2000m戦、地方中央指定交流競走となった98年以降1800mで施行されているが、07年は馬インフルエンザの流行により急遽、南関東重賞競走として実施された。
日本テレビ盃にはGIを狙う中央、地方の期待馬が秋初戦として出走する。15年はフェブラリーS1着以来のコパノリッキーが1番人気で復帰した(3着)。14年はジャパンダートダービー勝ち馬クリソライト、13年はJBCクラシック勝ち馬ワンダーアキュート、11年はGI連勝中のスマートファルコンが単勝1.0倍の人気に応えて快勝した。過去にも実力馬が多数参戦し、秋冬のGI戦線を占う重要な一戦となっている。

スパーキングサマーカップ結果 サンタアニタトロフィー結果 サンタアニタトロフィー映像 スパーキングサマーカップ映像 フリオーソレジェンドカップ映像

※レース情報をクリックすると、競走成績が開きます。



※ダートグレード競走として実施された2005年~06年、08年~15年が対象

【所属】JRA(栗東)が優勢

 所属別に見ると過去10回でJRA(栗東)が7勝、船橋が1勝、JRA(美浦)が2勝とJRA(栗東)が優勢の傾向にある。
 また、JRA(美浦)2勝のうち1勝はボンネビルレコードが勝利したもので、この時の優勝タイム(1:47.8)がレコードタイムとして現在も記録されている。

所属 JRA
(栗東)
JRA
(美浦)
船橋 浦和 大井 川崎 他地区
1着回数 7 2 1 0 0 0 0

【年齢】5歳馬が優勢

 年齢別に見ると5歳馬が5勝と過去10回で最多である。6歳馬が3勝、4歳馬と7歳馬が1勝しているが、5歳馬が優勢とみていいだろう。
 また、ナイキアディライトはこの競走を4歳(2004年)と7歳(2007年)で2度勝利していますが、2007年分は馬インフルエンザの影響により南関東限定の重賞競走(SIII)での勝利なので、今回のデータからは除外している。

馬齢 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳以上
1着回数 0 1 5 3 1 0 0 0

【人気】勝率・連対率は1番人気が、3着内率は3番人気が優勢

 過去10回(2007年分を除く)の傾向を見てみよう。「1番人気」馬の成績は[1着7回-2着2回-3着1回-着外0回]と勝率70%、連対率90%・3着内率100%と抜群の成績を残している。「2番人気」馬は[2-3-3-2]、3着内率は80%で安定した結果を残している。
 また「3番人気」馬は[1-5-4-0]で勝利こそ1勝だけだが3着内率100%と上位人気馬が人気通りの成績を残す傾向にあり、実績のある人気馬は素直に信頼したい。

成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 7-2-1-0 70% 90% 100%
2番人気 2-3-3-2 20% 50% 80%
3番人気 1-5-4-0 10% 60% 100%
4番人気 0-0-2-8 0% 0% 20%
5番人気 0-0-0-10 0% 0% 0%
6番人気 0-0-0-10 0% 0% 0%
7番人気 0-0-0-10 0% 0% 0%
8番人気以下 0-0-0-50 0% 0% 0%

第63回 日本テレビ盃(Jpn II)の模様  単勝1.6倍のフェブラリーS勝ち馬コパノリッキー、2.0倍の帝王賞2着馬クリソライトの2頭がスタートから後続を離して競り合いを続けたが直線失速。
 中京のオープン特別を勝ったばかりのサウンドトゥルーが8番手から徐々に進出し、鮮やかに差し切った。クリソライトは2着となった。



  • 第62回 日本テレビ盃(Jpn II)の模様
    2014年9月23日
    第61回 クリソライト [JRA]
  • 第61回 日本テレビ盃(Jpn II)の模様
    2013年9月23日
    第60回 ワンダーアキュート [JRA]
  • 第60回 日本テレビ盃(Jpn II)の模様
    2012年9月26日
    第59回 ソリタリーキング [JRA]

イベント・ファンサービス

Road to JBC 9月28日は日本テレビ盃!(9/26-30)イベント・プレゼント


その他コンテンツ

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  • 第63回 日本テレビ盃(Jpn II)ポスター
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