ダートグレード競走特集

第64回 クイーン賞(Jpn III)

サラ系3歳以上牝馬 中央・地方交流 ダ1800m
賞金 1着21,000,000円 2着7,350,000円 3着4,200,000円 4着2,100,000円 5着1,050,000円

出走馬

JRA所属馬(出走:4頭)

アイアンテーラー (牝4)
アンジュデジール
 軽快な先行力を武器にJRAで5勝。2走前には準オープンを制しており、牝馬のダートグレードでは力上位の存在だ。前走のJBCレディスクラシックは8着に敗れたものの、持ち前のスピードは発揮できており、状態は高いレベルで安定している印象。左回りも問題ないタイプで、リズム良く逃げられれば初のタイトル奪取が期待できる。

サルサディオーネ (牝4)
アンデスクイーン
 母が2002年の東京プリンセス賞を制したサルサクイーンという、南関東ゆかりの血統。この馬自身もレパードSで2着、エンプレス杯で3着と、高い能力を示している。2走前にはJRAのオープンを逃げ切っており、牝馬同士では一枚上の存在。ただ、スムーズに逃げられないともろい面もあるだけに、同型との兼ね合いが鍵となる。

ハービンマオ (牝3)
タガノヴェローナ
 6番人気だった関東オークスで、中団からの差し切り勝ちを決め重賞初制覇。続くブリーダーズゴールドCでは離された5着に敗れたが、古馬を含めたダート牝馬路線でも上位の力があることを証明した。前走は強豪牡馬が相手で度外視。牝馬限定戦に戻れば違うはずで、強力な先行馬もいる今回は展開も味方しそう。一変する可能性は十分にある。

プリンシアコメータ (牝5)
プリンシアコメータ
 前走のJBCレディスクラシックこそ10着に大敗したが、昨年のクイーン賞を制し、今年のレディスプレリュードも勝利するなど、この路線ではトップクラスの力がある。今回はテンに速い馬もいるが、控えて競馬ができるのは大きな強み。かつて船橋所属として短期免許を取得し、25勝を挙げる活躍を見せたC・デムーロ騎手の手綱も心強い。


地方他地区所属馬(出走:3頭)

アルティマウェポン (牝5)
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 JRAでは3勝止まりで、ホッカイドウ転入後も未勝利。ただ、前走のレディスプレリュードで0秒3差の3着に食い込み、ダートの牝馬路線での力上位を示した。差し脚質で展開に左右されるタイプだが、今回はテンに速い馬がそろっているだけに、この馬向きのペースとなりそう。不慣れな左回りに戸惑わなければ、再度の好走が期待できる。

ラモントルドール (牝4)
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 JRAでは芝の未勝利戦で2着があるのが目立つ程度だったが、愛知へ転入後は着実にクラスを上げ、今夏には牡馬相手のA級準重賞で勝利を挙げるまで出世した。ただ、金沢の読売レディス杯で離された10着に敗れ、その後も勝ち切れない状況が続いている。JRAを含めた強豪牝馬が相手だけに苦戦は必至で、今後の糧にしたいところか。

タイムビヨンド (牝6)
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 一昨年の道営記念を制し、続くクイーン賞でも3着に健闘するなど、地方の牝馬ではトップクラス。近況は往時の勢いに欠けるが、それでも門別でA1勝ちを果たし、旭岳賞で4着、瑞穂賞3着と、牡馬を相手に奮闘している。1800メートルは【3・2・4・5】と相性が良く、このレースで3着しているように船橋もOK。軽視は禁物だ。


南関東地区所属馬(出走:4頭)

オルキスリアン (牝5 )
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 母は牡馬相手のジャパンダートダービーでも2着したアクイレジア。この馬自身は、多少気難しい面が災いして成績に波があるが、今年のマリーンCで5着に健闘しているように、力は引けをとらない。トライアルのさざんか賞が4馬身差の完勝と、勢いにも乗ってきた様子で、気分良く走れればマリーンC以上の結果も十分に可能だ。

ブランシェクール (牝5)
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 今年のTCK女王盃、レディスプレリュードでともに2着があり、牝馬ダートグレードでは力上位の存在。前走のJBCレディスクラシックは11着に敗れたが、久々のJRAの馬場が響いた印象で度外視でき、地方の力の要るダートなら違った走りを見せるだろう。跳びが大きいぶんスパイラルコーナーの船橋も合いそうで、巻き返しの期待は十分。

ドンナディヴィーノ (牝5)
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 以前は強じんな末脚を武器に勝ち鞍を挙げてきたが、近況は前々での競馬で安定感を増してきた。とはいえ、今年のマリーンCとスパーキングレディーCでともに12着と、牝馬のダートグレードでは苦戦。前走のB1戦でも大敗を喫しており、多少勢いにも欠けている。ここは本来の末脚を生かして、どこまで押し上げられるか注目したい。

ラインハート (牝7)
no photo
 JRA在籍時は京阪杯5着など、芝の短距離で活躍。転入後は未勝利も、切れのある末脚を武器に、昨年のJBCレディスクラシックとクイーン賞、今年のTCK女王盃すべてで3着と、能力の高さを示している。近況は強敵相手に加え、ペースも不向きで案外な結果が続いているが、今回は持ち味を最大限に生かせそう。見限るのは早計だ。

クイーン賞とは?

 1955(昭和30)年創設の牝馬限定戦で、97年からダートグレード競走となった。03年までは10月に行われていたが、04年から12月開催へ移動。負担重量は05年までの別定に変わり、06年からハンデ戦に変更された。
 クイーン賞は地方馬の善戦が見られるレースだ。JRAアクティビューティが制した13年は、大井サクラサクラサクラが逃げ粘り2着。12年は船橋クラーベセクレタ、高知アドマイヤインディがJRAレッドクラウディアの2、3着、11年は船橋クラーベセクレタが優勝、10年は船橋ザッハーマイン、笠松トウホクビジンがJRAミラクルレジェンドの2、3着、09年は地方馬が1~3着を独占した。

 ロジータ記念結果  ロジータ記念映像

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データで見る「クイーン賞」

【所属】JRA(栗東)が優勢

 所属別に見ると過去10回でJRA(栗東)とJRA(美浦)が4勝、船橋と川崎が1勝とJRA(栗東)とJRA(美浦)が優勢の傾向にある。
 また、船橋の1勝は牝馬ながらに南関東クラシック2冠を制したクラーベセクレタが2011年に勝利したもので、世代トップクラスの実力をもってJRA所属馬も一蹴している。

所属 JRA
(栗東)
JRA
(美浦)
船橋 浦和 大井 川崎 他地区
1着回数 4 4 1 0 0 1 0

【年齢】3歳馬が優勢

 年齢別に見ると3歳馬が4勝しており優勢となっている。4歳馬が3勝、6歳馬が2勝を挙げている一方で7歳馬以上は未勝利と高齢馬には厳しい傾向にあるが、6歳馬の2勝もあなどれない結果と言えるだろう。

馬齢 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳以上
1着回数 4 3 1 2 0 0 0 0

【人気】1番人気が勝率・連対率・3着内率、全てで安定

 過去10回の傾向を見てみよう。「1番人気」馬の成績は[1着6回-2着3回-3着0回-着外1回]と勝率60%、連対率90%、3着内率は90%と好成績を残している。一方で「2番人気」馬の成績は[1着2回-2着1回-3着1回-着外6回]となっており、堅いレースとは言えないだろう。

成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 6-3-0-1 60% 90% 90%
2番人気 2-1-1-6 20% 30% 40%
3番人気 0-2-2-6 0% 20% 40%
4番人気 1-2-1-6 10% 30% 40%
5番人気 0-1-2-7 0% 10% 30%
6番人気 1-0-0-9 10% 10% 10%
7番人気 0-1-0-9 0% 10% 10%
8番人気以下 0-0-4-60 0% 0% 6%

昨年のレース模様

第63回 クイーン賞(Jpn III)の模様 前走のJBCレディスクラシックでアタマ差2着だったプリンシアコメータが難なく逃げ切った。
スパーキングレディーC勝ち馬アンジュデジールが5番手から差を詰め2着、JBCレディスクラシック3着馬ラインハートが3着、1000万下を勝ったばかりのアンデスクイーンは6着



過去の優勝馬

  • 第62回 クイーン賞(Jpn III)の模様
    2016年12月7日
    第62回 トロワボヌール [JRA]
  • 第61回 クイーン賞(Jpn III)の模様
    2015年12月9日
    第61回 ディアマイダーリン [JRA]
  • 第60回 クイーン賞(Jpn III)の模様
    2014年12月3日
    第60回 トロワボヌール [JRA]

イベント・ファンサービス

船橋ケイバ 第9回開催 〔12月10日(月)~14日(金)〕イベント情報


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