ダートグレード競走特集

第65回 クイーン賞(Jpn III)

サラ系3歳以上牝馬 中央・地方交流 ダ1800m
賞金 1着21,000,000円 2着7,350,000円 3着4,200,000円 4着2,100,000円 5着1,050,000円

出走馬

JRA所属馬(出走:4頭)

アンデスクイーン (牝5)
アンデスクイーン
 2年前のクイーン賞では6着に敗れたが、今年に入って急激に力をつけ、ブリーダーズゴールドC、レディスプレリュードとダートグレードを連勝。前走のJBCクラシックは牡馬の一線級が相手だったことに加え、もともと末脚を生かすタイプだけに、小回りも合わなかった印象だ。ゆったりした船橋に替わるのは歓迎で、巻き返しの期待は十分。

トーセンガーネット (牝3)
トーセンガーネット
 今年の南関東牝馬2冠を制し、関東オークスでも3着に食い込んだ好素材。JRAへ移籍後の2戦はともに芝で大敗を喫したが、ダートに替われば話は別。のちの東京ダービー馬の2着に迫った平和賞からも船橋コースはOKで、鞍上はコースとこの馬をよく知る左海誠二騎手。ハンデ52キロも有利なだけに、本来の能力を発揮するに違いない。

プリンシアコメータ (牝6)
プリンシアコメータ
 多少成績にムラがあるタイプだが、2年前にクイーン賞を勝利し、その後もレディスプレリュード、エンプレス杯を制すなど、ダートの牝馬路線でトップクラスの力を示している。前走は行き脚がつかず、最内で包まれる厳しい展開で10着に敗れたが、スムーズに先行できれば違うはず。牝馬路線の主役に舞い戻れるか、注目が集まる。

ラインカリーナ (牝3)
ラインカリーナ
 軽快な先行力を武器に、デビューから10戦全てで掲示板を確保。関東オークス制覇、ブリーダーズゴールドC3着と、牝馬のダートグレードでも好勝負を演じている。前走の太秦Sは、牡馬オープンを相手に0秒5差の4着に逃げ粘る好内容。牝馬同士なら力上位の印象で、少しでも展開が向けば、あっさり勝ち切る可能性もある。


地方他地区所属馬(出走:3頭)

ナラ (牝3)
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 ホッカイドウでデビューし、笠松へ移籍。牝馬ながら、ぎふ清流Cと岐阜金賞でともに3着に健闘するなど、高い能力を証明している。ただ、ダートグレードでは兵庫チャンピオンシップとサマーチャンピオンでの8着が最高で、今年に入ってから24戦目と使い詰め。長距離輸送が続いているのも気になるところで、過度な期待はかけにくい。

スターレーン (牝5)
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 2017年のル・プランタン賞(佐賀)以来、重賞勝ちから遠ざかっているが、兵庫A級で互角の勝負を演じているほか、全国の牝馬重賞で活躍。距離に関係なく力を発揮できるのが強みで、再転入2戦目だった前走の兵庫クイーンCでも0秒9差の5着と、着実な良化を見せている。キャリア2度目となる左回りを克服できれば上位も可能。

アルティマウェポン (牝6)
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 JRAで3勝を挙げたのち、ホッカイドウへ移籍。その後はオープン特別での1勝にとどまっているが、昨年のレディスプレリュードで3着、今年のTCK女王盃で4着と、この路線で上位争いを演じている。昨年のクイーン賞でも5着に入っており、左回りも問題ないタイプ。持ち前の末脚を発揮できれば、悲願のタイトル奪取も夢ではない。


南関東地区所属馬(出走:5頭)

オルキスリアン (牝6)
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 重賞勝ちこそないが、昨年のクイーン賞で3着、マリーンCで5着と、牝馬のダートグレードで上位争いを演じている力量馬。スムーズに先行できれば力を発揮でき、ゆったり運べる1800mも合っている印象だ。昨年と同様に、クイーン賞トライアルを制して臨むローテーションにも好感。道中のペース次第で、流れ込む可能性も十分だ。

クレイジーアクセル (牝4)
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 今年のグランダム・ジャパン古馬シーズンを制した、地方競馬を代表する牝馬。関東オークス3着、前走のレディスプレリュードでも4着に食い込むなど、牝馬のダートグレード路線で互角の走りを見せている。東京湾Cを勝っていることからも船橋は問題なく、1800mもベスト。今回もけれん味のない逃げで、あっと言わせる可能性がある。

ナムラメルシー (牝5)
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 JRAでは5戦未勝利に終わったが、川崎で5連勝をマークするなど素質の片鱗を見せ、高知でも牡馬A級を相手に互角の立ち回りを披露。大井転入後の3戦も、堅実な走りを見せている。船橋は2戦して【0002】だが、4着に敗れた2走前にしても0秒7差と上々。先団でリズム良く走れれば、このメンバーでも上位争いを演じられそうだ。

ミッシングリンク (牝5)
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 JRA在籍時にTCK女王盃を制した実績。浦和に転入後は夏負けもあって今ひとつの成績が続いていたが、前走のJBCレディスクラシックで5着と、復調のきざしを見せている。牡馬相手の京成盃グランドマイラーズで3着したように、船橋コースはOKで、実績のある中距離に替わるのも歓迎。展開次第で2度目の重賞制覇が期待できる。

ナムラアヴィ (牝5)
no photo
 JRA未勝利から浦和に転入し、B3で2勝。ただ、近況は大敗が続き、5着入線を果たした今年のマリーンCにしても、7頭立てだけに額面通りに受け取ることはできない。ただ、追い込み脚質のぶん展開に左右されやすく、成績に波があるのは仕方がない面もある。先行勢がやり合えば、マリーンC以上の結果が出ても不思議ではない。

クイーン賞とは?

 1955(昭和30)年創設の牝馬限定戦で、97年からダートグレード競走となった。03年までは10月に行われていたが、04年から12月開催へ移動。負担重量は05年までの別定に変わり、06年からハンデ戦に変更された。
 クイーン賞は地方馬の善戦が見られるレースだ。JRAアクティビューティが制した13年は、大井サクラサクラサクラが逃げ粘り2着。12年は船橋クラーベセクレタ、高知アドマイヤインディがJRAレッドクラウディアの2、3着、11年は船橋クラーベセクレタが優勝、10年は船橋ザッハーマイン、笠松トウホクビジンがJRAミラクルレジェンドの2、3着、09年は地方馬が1~3着を独占した。

 ロジータ記念結果  ロジータ記念映像

※レース情報をクリックすると、競走成績が開きます。



データで見る「クイーン賞」

【所属】JRA勢が優勢

 所属別に見ると過去10回でJRA(栗東)とJRA(美浦)が4勝、船橋と川崎が1勝と関東関西問わずJRA勢が優勢の傾向にある。
 また、船橋の1勝は牝馬ながらに南関東クラシック2冠を制したクラーベセクレタが2011年に勝利したもので、世代トップクラスの実力をもってJRA所属馬も一蹴している。

所属 JRA
(栗東)
JRA
(美浦)
船橋 浦和 大井 川崎 他地区
1着回数 4 4 1 0 0 1 0

【年齢】3、4歳馬が優勢

 年齢別に見ると3歳馬と4歳馬がそれぞれ4勝しており優勢となっている。6歳馬が2勝を挙げている一方で5歳馬と7歳馬以上は未勝利と高齢馬には厳しい傾向にあるが、6歳馬の2勝もあなどれない結果と言えるだろう。

馬齢 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳以上
1着回数 4 4 0 2 0 0 0 0

【人気】1番人気が勝率・連対率・3着内率、全てで安定

 過去10回の傾向を見てみよう。「1番人気」馬の成績は[1着6回-2着2回-3着0回-着外2回]と勝率60%、連対率80%、3着内率は80%と好成績を残している。一方で「2番人気」馬の成績は[1着2回-2着1回-3着1回-着外6回]となっており、堅いレースとは言えないだろう。

成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 6-2-0-2 60% 80% 80%
2番人気 2-1-1-6 20% 30% 40%
3番人気 0-3-1-6 0% 30% 40%
4番人気 1-2-1-6 10% 30% 40%
5番人気 0-1-2-7 0% 10% 30%
6番人気 1-0-1-8 10% 10% 20%
7番人気 0-1-0-9 0% 10% 10%
8番人気以下 0-0-4-57 0% 0% 7%

昨年のレース模様

第64回 クイーン賞(Jpn III)の模様 前走JBCレディスクラシックで8、12着に敗れたアイアンテーラー(前々走1600 万下特別1着)、サルサディオーネ(前々走オープン特別1着)が再び先手争いを繰り広げ、アイアンテーラーがサルサディオーネを3馬身引き離した。さざんか賞(クイーン賞TR)1着馬オルキスリアンが3着



過去の優勝馬

  • 第63回 クイーン賞(Jpn III)の模様
    2017年12月6日
    第63回 プリンシアコメータ [JRA]
  • 第62回 クイーン賞(Jpn III)の模様
    2016年12月7日
    第62回 トロワボヌール [JRA]
  • 第61回 クイーン賞(Jpn III)の模様
    2015年12月9日
    第61回 ディアマイダーリン [JRA]

イベント・ファンサービス

船橋ケイバ 第9回開催 〔12月9日(月)~12月13日(金)〕イベント情報


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その他コンテンツ

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