ダートグレード競走特集

第66回 クイーン賞(Jpn III)

サラ系3歳以上牝馬 中央・地方交流 ダ1800m
賞金 1着21,000,000円 2着7,350,000円 3着4,200,000円 4着2,100,000円 5着1,050,000円

出走馬

JRA所属馬(出走:4頭)

No. 所属 馬名 性 齢 負担
重量
調教師 騎乗予定騎手 備考
選定 中央 アッシェンプッテル 牝4 54 奥村豊 藤岡佑介  
選定 中央 シネマソングス 牝5 53 小笠倫弘 池添謙一  
選定 中央 パールデュー 牝4 51 黒岩陽一 丸山元気  
選定 中央 メモリーコウ 牝5 54 松永幹夫 古川吉洋  

アッシェンプッテル (牝4)
アッシェンプッテル  抜群の末脚を武器にJRAで4勝。近況もラジオ日本賞で4着、前走の太秦Sで0秒2差の3着と、牡馬オープンにも劣らない走りを見せている。デビューからダートの1800mを中心に使われているうえ、スパイラルコーナーの船橋なら持ち前の末脚をフルに発揮できそう。ハンデも54キロと手ごろなだけに、初タイトルの期待は十分だ。

シネマソングス (牝5)
シネマソングス  以前は勝ち切れないような面もあったが、5歳を迎えて飛躍。2勝クラスと3勝クラスを連勝し、門別のブリーダーズゴールドCで4着と、ダート牝馬路線での力上位を証明した。前2走は相手が強力で、自分のリズムで走れなかった印象だが、ここならスムーズに先行する競馬ができそう。1800mも問題なく、ペース次第で好勝負になる。

パールデュー (牝4)
パールデュー  母はマイルチャンピオンシップを制したブルーメンブラットという良血。キャリアは7戦と浅いが、3勝を挙げたほか、2着と3着がそれぞれ1回ずつと、高いレベルで安定した走りを見せている。軽快な先行力が持ち味で、父がキングカメハメハなら地方の力の要る馬場もこなせそう。ここを勝って、ダート牝馬路線の主役に躍り出るか。

メモリーコウ (牝5)
メモリーコウ  初勝利は3歳の6月だったが、徐々に力をつけてオープンに到達。牝馬ダートグレードは【0211】で5着以下がなく、タイトル獲得は時間の問題となっている。自在に立ち回れる器用さがあり、マリーンCでも2着したように船橋コースはOK。その実績からはハンデ54キロも恵まれた印象で、悲願の重賞初制覇に期待がかかる。


地方他地区所属馬(出走:4頭)

No. 所属 馬名 性齢 負担
重量
調教師 騎乗予定騎手 備考
選定 愛知 アンシンカブル 牝5 51 今津博之 福原杏  
選定 兵庫 ステラモナーク 牝3 51 新子雅司 藤本現暉  
選定 笠松 ナラ 牝4 51 湯前良人 阪上忠匡  
選定 愛知 ペイシャゲラン 牝6 51 今津博之 中島良美  

アンシンカブル (牝5)
no photo  JRAでは勝ち鞍を挙げられなかったが、金沢、佐賀で9連勝をマーク。その後も条件級とはいえ堅実な走りを披露し、愛知に移籍後も大崩れなく走れている。ただ、西日本交流の兵庫クイーンカップ(園田)で離された12着に敗れており、さらに相手が上がるダートグレードでは苦戦は免れそうにない。今後の経験にしたいところか。

ステラモナーク (牝3)
no photo  菊水賞など重賞5勝、兵庫ダービーでも2着に食い込むなど、今年の兵庫3冠路線をにぎわしてきた。遠征先の名古屋でも若草賞制覇、秋の鞍で2着に健闘しているように、輸送競馬をこなしているのも強みだ。ただ、今回は初の左回りに加え、古馬とも初対戦で、自分の形に持ち込めるか微妙なところ。他の逃げ馬との兼ね合いが鍵を握る。

ナラ (牝4)
no photo  4歳12月にして、54戦を消化しているタフネスウーマン。早くから他地区に挑戦し続けた成果か、ぎふ清流カップ、岐阜金賞でともに3着に食い込むなど、地元笠松の重賞で見せ場を作ってきた。近走も気力は充実している印象だが、ダートグレードではサマーチャンピオンでの6着が最高着順。牝馬同士とはいえ、過度な期待はかけにくい。

ペイシャゲラン (牝6)
no photo  JRAの芝で1勝を挙げたのち、愛知へ移籍。持ち前の自在性を武器にA級までクラスを上げ、前走のお松の方賞(金沢)でも4着と気を吐いた。とはいえ、ダートグレードではかきつばた記念とさきたま杯に挑戦し、ともに後方のまま11着に敗れている。ここも強力な先行馬がそろっただけに、しまい勝負でどこまで差を詰められるか。


南関東地区所属馬(出走:6頭)

No. 所属 馬名 性齢 負担
重量
調教師 騎乗予定騎手 備考
優先 船橋 アブソルートクイン 牝4 51 米谷康秀 今野忠成 TR2着馬
選定 大井 サルサディオーネ 牝6 55 堀千亜樹 矢野貴之  
選定 川崎 サルサレイア 牝4 51 内田勝義 西啓太  
選定 大井 ナムラメルシー 牝6 52 福田真広 川島正太郎  
選定 大井 マルカンセンサー 牝5 51 高野毅 和田譲治  
選定 浦和 ラインカリーナ 牝4 54 小澤宏次 森泰斗  

アブソルートクイン (牝4)
no photo  母のアイディアルクインは東京プリンセス賞2着のほか、佐賀で重賞2勝を挙げた実績。自身もロジータ記念で0秒2差の4着に食い込むなど、南関東の牝馬では上位の力を示している。近走は距離の長短を問わず、自在な走りを披露。相手なりに立ち回れるのは強みで、流れが向けばダートグレードのメンバーでも上位に食い込めそうだ。

サルサディオーネ (牝6)
no photo  一昨年のクイーン賞2着など、JRA在籍時からダート牝馬路線で好走。大井に転入後も報知グランプリカップ、マリーンカップを制したほか、京成盃グランドマイラーズで2着など、船橋コースに高い適性を示している。日本テレビ盃はハイペースで逃げて失速したが、牝馬同士なら違うはず。トップハンデに恥じない走りを見せてくれそうだ。

サルサレイア (牝4)
no photo  半姉にサルサディオーネがいる血統背景。JRAでは2勝にとどまったが、2着7回、3着5回と堅実な走りを見せてきた。転入後は今ひとつの成績が続いたが、前走のシンデレラマイルトライアル(5着)で勝ち馬と並ぶトップタイの上がり時計をマークし、復調のきざしを見せた。持ち前の末脚を生かせれば、あっと言わせる可能性もある。

ナムラメルシー (牝6)
no photo  JRAでデビューしたのち、川崎、高知を経て大井へ。追い込み脚質のぶん展開に左右されるが、はまれば切れのある末脚を発揮でき、昨年のクイーン賞で0秒9差の6着、エンプレス杯で0秒3差2着と、ダートグレードでも上位の力を示している。それだけにハンデ52キロは有利で、ハイペースも予想されるメンバー構成。一発の魅力は十分だ。

マルカンセンサー (牝5)
no photo  大井生え抜きの1頭。昨年のTCK女王盃で2着があり、南関東の牡馬一線級がそろった東京記念でも4着に食い込むなど、高い競走能力を示している。船橋コースは初めてだが、差し脚質のぶん広い馬場は歓迎で、スパーキングレディーカップで5着に食い込んだ実績からも左回りは問題ない。パワフルな末脚を生かせれば、一変が可能だ。

ラインカリーナ (牝4)
no photo  JRAで新馬勝ちを果たし、関東オークス制覇のほか、ブリーダーズゴールドカップとクイーン賞で、ともに3着した実績がある。今回は浦和への転入初戦だが、牝馬のダートトップクラスと互角に渡り合ってきただけに地力は一枚上で、地方の中距離戦ならリズム良く先行できるはず。新天地で復活ののろしを上げるか、注目が集まる。


クイーン賞とは?

 1955(昭和30)年創設の牝馬限定戦で、97年からダートグレード競走となった。03年までは10月に行われていたが、04年から12月開催へ移動。負担重量は05年までの別定に変わり、06年からハンデ戦に変更された。
 クイーン賞は地方馬の善戦が見られるレースだ。JRAアクティビューティが制した13年は、大井サクラサクラサクラが逃げ粘り2着。12年は船橋クラーベセクレタ、高知アドマイヤインディがJRAレッドクラウディアの2、3着、11年は船橋クラーベセクレタが優勝、10年は船橋ザッハーマイン、笠松トウホクビジンがJRAミラクルレジェンドの2、3着、09年は地方馬が1~3着を独占した。

 ロジータ記念結果  ロジータ記念映像

※レース情報をクリックすると、競走成績が開きます。



データで見る「クイーン賞」

【所属】JRA勢が優勢

 所属別に見ると過去10回でJRA(栗東)とJRA(美浦)が4勝、船橋と大井が1勝と関東関西問わずJRA勢が優勢の傾向にある。
 昨年は久しぶりの地方所属馬の勝利となったが、地方勢の連勝となるかにも注目したい。

所属 JRA
(栗東)
JRA
(美浦)
船橋 浦和 大井 川崎 他地区
1着回数 4 4 1 0 1 0 0

【年齢】3、4歳馬が優勢

 年齢別に見ると3歳馬と4歳馬がそれぞれ4勝しており優勢となっている。6歳馬が2勝を挙げている一方で5歳馬と7歳馬以上は未勝利と高齢馬には厳しい傾向にあるが、6歳馬の2勝もあなどれない結果と言えるだろう。

馬齢 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳以上
1着回数 4 4 0 2 0 0 0 0

【人気】1番人気が勝率・連対率・3着内率、全てで安定

 過去10回の傾向を見てみよう。「1番人気」馬の成績は[1着8回-2着0回-3着2回-着外0回]と勝率80%、連対率80%、3着内率は100%と好成績を残している。一方で「2番人気」馬の成績は[1着0回-2着4回-3着3回-着外3回]となっており、連対率40%と人気を裏切る結果が多いので気を付けたい。

成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 8-0-2-0 80% 80% 100%
2番人気 0-4-3-3 0% 40% 70%
3番人気 1-5-3-1 10% 60% 90%
4番人気 1-1-2-6 10% 20% 40%
5番人気 0-0-0-10 0% 0% 0%
6番人気 0-0-0-10 0% 0% 0%
7番人気 0-0-0-10 0% 0% 0%
8番人気以下 0-0-0-46 0% 0% 0%

昨年のレース模様

第65回 クイーン賞(Jpn III)の模様 レディスプレリュード4着以来2カ月ぶりのクレイジーアクセルが先手を奪い交流重賞初勝利。
3番手を進んだ交流重賞4勝馬プリンシアコメータが2着、2番手を進んだ関東オークス馬ラインカリーナが3着、前走JBCクラシック(8着)に挑んだアンデスクイーンは5着に敗れた



過去の優勝馬

  • 第64回 クイーン賞(Jpn III)の模様
    2018年12月12日
    第64回 アイアンテーラー [JRA]
  • 第63回 クイーン賞(Jpn III)の模様
    2017年12月6日
    第63回 プリンシアコメータ [JRA]
  • 第65回 クイーン賞(Jpn III)の模様
    2016年12月7日
    第62回 トロワボヌール [JRA]

イベント・ファンサービス

船橋競馬 第9回開催〔11月30日(月)~12月4日(金)〕イベント情報


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