船橋ケイバ重賞競走特集


第68回 船橋記念(S III)

サラブレッド系 3歳以上 別定 ダ1,000m
賞金 1着12,000,000円 2着4,200,000円 3着2,400,000円 4着1,200,000円 5着600,000円

出走馬

キモンルビー (牝6)
キモンルビー  船橋・川島正一厩舎に移籍後は22年の船橋記念、今年の川崎スパーキングスプリント、習志野きらっとスプリント勝ちを含む〈14、6、1、2〉。前走の柿生スプリントは不利な大外枠にもかかわらず、スピードの違いを見せて逃げ切る文句なしのレースぶりだった。今年の船橋記念は2着で惜しくも連覇を逃したが、主役は譲れないところ。

プライルード (牡4)
プライルード  門別を経て、大井・藤田輝信厩舎に移籍。兵庫ジュニアグランプリ、全日本2歳優駿3着で全国レベルの力を示し、短距離路線に矛先を向けてから優駿スプリント、アフター5スター賞を連勝した。ここ1年は重賞勝ち馬に課される斤量増に苦しんだが、前走のカムイユカラスプリントで待望の復活Vを飾り、大一番に弾みをつけている。

ブンロート (牡6)
ブンロート  船橋1200メートルで8勝をマークしているのに対し、船橋1000メートルは1勝止まりだが、過去2年の習志野きらっとスプリントは0秒5差の3、4着、今年の船橋記念でも0秒2差3着。数字以上に内容は濃く、大きな力差は感じられない。逃げ・差し自在で、道中スムーズに立ち回れればタイトル獲得も十分に狙える。

カプリフレイバー (牡6)
カプリフレイバー  船橋記念は過去3回で3、2、7着。昨年8月の流星賞以降は勝ち星に恵まれていないが、川島正太郎騎手が調教をつけるようになった前走のカムイユカラスプリントは見せ場たっぷりの0秒7差3着。20年の優駿スプリント、21年の川崎スパーキングスプリント覇者が復活の兆しを見せており、気難しい面を出さずに集中して走ればおもしろい。

ギシギシ (牡5)
ギシギシ  昨年ブレイクした南関東を代表するスプリンター。マークされる立場になって苦戦が続いたが、3走前のアフター5スター賞で久々の勝利を飾った。続く東京盃でJRA勢相手に0秒6差の4着に健闘し、前走のJBCスプリント(8着)でもハナを奪うスピードを見せている。昨年の習志野きらっとスプリント王者で船橋1000メートルの適性は証明済み。

ライオンボス (牡8)
ライオンボス  JRAダート1000メートルで2勝、新潟の芝1000メートルで19年のアイビスサマーダッシュを含む4勝をマークした実績馬。しかし、転入初戦の柿生スプリント12着、前走のカムイユカラスプリント10着はともに致命的な出遅れで大敗を喫しており、8歳という年齢を考えると大きな変わり身は期待できない。

コウギョウブライト (セ8)
コウギョウブライト  8歳を迎えても衰えはなく、A2の身で挑んだ年明けの船橋記念、4走前の川崎スパーキングスプリントで4着に食い込んでいる。相手なりに走れるタイプで、前走のカムイユカラスプリントも内ラチ沿いを通ってしぶとく差を詰めており、休養明け3戦目で上積みが見込める今回は上位争いに加わっても不思議はないだろう。

ティアラフォーカス (牡4)
ティアラフォーカス  今年の船橋記念で初コース、初距離、大外枠の不利を克服する鮮やかな差し切り勝ちを収め、念願の初タイトルを獲得。その後3戦は重賞で結果を出せず、自己条件に戻った前走の文月スプリントは痛恨の出遅れ。メンバー最速の末脚で追い上げたものの0秒2差3着に終わっていた。約4か月ぶりの出走で今回は仕切り直しの一戦になる。

ディスモーメント (牡7)
ディスモーメント  JRAの芝2400メートルで勝ち上がり、ダート1200メートルで2勝を積み重ねた。大井を経て、船橋・佐々木清明厩舎へ。まだB1の身ながらも、ここ2戦は柿生スプリント4着、カムイユカラスプリント7着とオープンで健闘している。重賞初挑戦だが、末脚はしっかりしており、直線勝負に徹してどこまで差を詰められるか。

ヤマトコウセイ (牝4)
 JRAでデビュー5戦目に勝ち上がり、2戦連続3着を経て、3連勝でオープンの仲間入りを果たした。しかし、その後5戦は二桁着順が続き、船橋・張田京厩舎へ。転入初戦の前走も勝負どころで反応が悪くなり、3秒5差のシンガリ負け。馬体が増えたのは好材料とはいえ、さらに相手が強化されており、一変を望むのは…。

船橋記念とは

1956年にダート1800mのハンデ重賞として創設。97年に南関東G3に格付けされた。2005年には1000mに距離変更、また出走条件が4歳以上に変更された。08年より格付け表記が南関東SIIIとなる。本競走の1着馬にゴールドカップ競走の優先出走権が付与される。


昨年のレース模様

 B1からの格上挑戦だった大井のティアラフォーカス(3番人気)がメンバー最速の末脚で差し切り、初タイトルを獲得した。スタートで後手に回った前年の覇者キモンルビー(1番人気)は直線で一旦先頭に立ったが、1/2馬身差及ばず2着。絶好のスタートを決めてレースを主導したブンロート(4番人気)がさらにクビ差遅れて3着に入った。21年の習志野きらっとスプリントを含む重賞4勝馬コパノフィーリング(2番人気)は有終の美を飾れず6着。

第67回 船橋記念(S III)の模様


過去の優勝馬

第66回 船橋記念(SIII)の模様
2022年1月13日
第66回 キモンルビー[船橋]
第65回 船橋記念(SIII)の模様
2021年1月13日
第65回 キャンドルグラス[船橋]
第64回 船橋記念(SIII)の模様
2020年1月8日
第64回 キャンドルグラス[船橋]

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船橋競馬 第8回開催〔11月27日(月)~12月1日(金)〕イベント情報【速報】


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