船橋ケイバ重賞競走特集


第27回 京成盃グランドマイラーズ(SII)

サラブレッド系 4歳以上 別定 ダ1,600m
賞金 1着21,000,000円 2着7,350,000円 3着4,200,000円 4着2,100,000円 5着1,050,000円

出走馬

アランバローズ (牡6)
アランバローズ  2歳時にゴールドジュニア、ハイセイコー記念、全日本2歳優駿を含めて無傷の5連勝を飾った船橋生え抜きのスピード馬。翌年の東京ダービーを制した後はスランプに陥っていたが、2走前の川崎マイラーズ4着で復活の兆しを見せており、前走の多摩川オープンは6馬身差V。3戦3勝のホームコースで久々のタイトル奪取を狙う。

ギガキング (牡6)
ギガキング  オープン特別だった前走の駿麗賞は4コーナー先頭から後続を7馬身突き放す圧勝で力の違いを見せつけた。全13勝中12勝を1700~2000メートルでマークしているが、2歳時に南部駒賞を制し、22年の京成盃グランドマイラーズではスマイルウィ、カジノフォンテンに次ぐ3着。得意の地元が舞台なら約2年ぶりのマイルでも問題ないだろう。

ディアセオリー (牡7)
ディアセオリー  JRA芝で2勝、ダートでも2勝をマークしてオープンの仲間入りをし、昨年11月のアンドロメダS13着を最後に浦和・小久保智厩舎へ。転入初戦の川崎マイラーズは5着、続く報知オールスターCは6着に敗れたが、連闘で挑んだ前走の駿麗賞で変わり身を見せて2着。船橋コース2度目で上位争いに加われるか。

ナニハサテオキ (牡5)
ナニハサテオキ  JRAで芝のみに出走して8戦1勝に終わったが、浦和・平山真希厩舎に移籍して9戦6勝2着3回と大ブレイク。トライアルを圧勝して挑んだ前走の報知オールスターCではスタートで後手に回る不利がありながら、メンバー最速の末脚でクビ差まで迫っており、重賞で通用する力を示した。ためれば切れるタイプで、マイルの流れは合う。

ヒーローコール (牡4)
ヒーローコール  昨年の南関東3歳世代トップレベルの器で、鎌倉記念、雲取賞、黒潮盃、戸塚記念と4つのタイトルを獲得している。ここ3戦は浦和記念4着、報知グランプリC2着、報知オールスターC4着と世代の壁に苦しんで結果を出せずにいるが、ポテンシャルは引けを取らず、自分のリズムで走れればあっさり勝っても不思議はない。

フォーヴィスム (牡6)
フォーヴィスム  JRAで2戦目に勝ち上がり、3勝を積み重ねてオープンの仲間入りを果たした。グリーンチャンネルC7着を最後に川崎・内田勝義厩舎へ移籍し、重賞初挑戦だった神奈川記念で地方最先着の4着に食い込み、前走の川崎マイラーズでもしぶとく追い上げて3着。乗り難しさがある半面、展開がかみ合えば十分にチャンスはありそう。

ブルベアイリーデ (牡8)
ブルベアイリーデ  JRAダートで6勝。重賞勝ちこそないが、21年のシリウスS、22年の東海S、マーチSで3着に食い込んだ実績馬だ。転入初戦で約6か月ぶりの出走だった前走の梅花賞でも3着に入って存在感を示しており、8歳を迎えても元気いっぱい。地方の馬場適性はかなり高く、脚質的にスパイラルカーブの船橋コースは合うはず。

ホウオウトゥルース (セ8)
ホウオウトゥルース  JRAダートで4勝。オープンで二桁着順が続き、船橋・佐藤裕太厩舎へ。転入初戦Vを含めて5戦3勝で5着以下がなく、前走の準重賞・ハートビートレインでJRA勢を退けてA1の仲間入りを果たした。マイルは守備範囲だが、重賞初挑戦で一気にメンバーが強化しており、持ちタイムをどれだけ短縮できるかが課題になる。

ホウオウスクラム (牡9)
ホウオウスクラム  JRAで4勝。22年10月の太秦S9着を最後に船橋・佐藤裕太厩舎へ。地元に照準を合わせて〈2245〉と堅実な成績を収めているが、掲示板を外した2戦は昨年の京成盃グランドマイラーズ6着と前走の駿麗賞7着。ともに大差をつけられた内容からオープンでは頭打ちの感があり、9歳という年齢的にも大きな変わり身を望むのは・・・。

ベストリーガード (牡5)
 JRA芝の新馬戦7着後にダートに矛先を向けて、未勝利、プラタナス賞を連勝。さらに2勝を積み重ね、オープン特別でも3戦連続で小差2着の好勝負を演じたスピードの持ち主だ。転入初戦の駿麗賞は勝ち馬ギガキングに早めに来られる展開が厳しく4着に沈んだが、単騎マイペースで運べれば巻き返しを狙える。

京成盃グランドマイラーズとは?

 1997年に船橋競馬場ダート1,600mの南関東重賞 (GIII) 競走として第1回が施行された。以降、レースの施行時期は年によって変動しているため、それに伴いレースの位置付けも様変わりしているレース。過去にはナイキアディライト、サプライズパワー、カジノフォンテンなど船橋を代表する名馬たちが勝利を収めており、中でもカジノフォンテンは20年、21年と同レースの連覇を果たし、さらにかしわ記念も勝利を収めたことから、注目のステップレースとなっている。本競走の1、2着馬には「かしわ記念(JpnI)」の優先出走権が与えられる。昨年開催された同レースは、3番人気のゴールドホイヤー(山崎誠士騎手騎乗)が勝利した。


昨年のレース模様

後方3番手でレースを進めた川崎のゴールドホイヤー(3番人気)が勝負どころで徐々にポジションを上げ、逃げ切りを狙った昨年の覇者スマイルウィ(1番人気)を直線半ばでとらえて快勝。22年7月のマイルグランプリ以来のVで、4年連続の重賞制覇を飾った。約4か月ぶりの出走だった浦和のティーズダンク(2番人気)が4馬身遅れて3着。

第26回 京成盃グランドマイラーズ(SII)の模様


過去の優勝馬

第25回 京成盃グランドマイラーズ(SII)の模様
2022年3月24日
第25回 スマイルウィ[船橋]
第24回 京成盃グランドマイラーズ(SII)の模様
2021年4月8日
第24回 カジノフォンテン[船橋]
第23回 京成盃グランドマイラーズ(SII)の模様
2020年6月17日
第23回 カジノフォンテン[船橋]

イベント・ファンサービス

船橋競馬 第12回開催〔3月4日(月)~3月8日(金)〕イベント情報【速報】


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