船橋ケイバ重賞競走特集


第28回 京成盃グランドマイラーズ(SI)

サラブレッド系 4歳以上 定量 ダ1,600m
賞金 1着31,000,000円 2着10,850,000円 3着6,200,000円 4着3,100,000円 5着1,550,000円

出走馬

南関東地方所属馬(出走:10頭)

アイブランコ (牡8)
アイブランコ JRA芝で3勝をマークし、浦和・鹿沼良和厩舎へ。移籍後の8戦も含めてダートは未勝利だが、昨年の東京記念で3着、埼玉新聞栄冠賞で5着に食い込んでおり、前走の品川オープンでも4着に健闘。マイルのペースに対応できるかが鍵になるが、8歳でも衰えは感じられず、船橋コース向きの末脚を生かせれば。

ギガース (牡4)
ギガース 昨年のニューイヤーC、ネクストスター東日本、若潮スプリントを制した船橋・佐藤裕太厩舎の生え抜き。早めに抜け出すと遊ぶ面があり、優駿スプリント2着、楠賞、船橋記念3着に終わったが、スタートで後手に回る不利がありながらも5着に追い込んだ前走の兵庫ゴールドトロフィーのレースぶりは価値が高い。マイルは守備範囲だ。

サンテックス (牡5)
サンテックス JRAダートで4勝をマークし、オープンの2、9、13着を経て船橋・山下貴之厩舎へ。移籍初戦のカサブランカ特別で3馬身差Vを飾り、重賞初挑戦だった前走の報知グランプリCで3着に食い込んだ。マイルは守備範囲だが、もまれずスムーズに運べる展開が理想で、最後の直線で手前を替えてくれればもうひと押しがありそう。

リンゾウチャネル (牡9)
リンゾウチャネル 19年のホッカイドウ競馬3冠馬。大井・荒山勝徳厩舎に移籍後はタイトルに縁がないが、オープンで3勝を積み重ねた。2走前の川崎マイラーズ3着、前走の報知グランプリC4着が示す通り、9歳を迎えても元気いっぱい。以前より集中力が持続するようになっており、スタートを決めて前々で流れに乗ればおもしろい。

シシュフォス (牡4)
シシュフォス 門別で3勝をマークし、船橋・佐藤裕太厩舎に移籍後は準重賞・アクアマリンC、クラウンCを連勝。東京湾C、黒潮盃でも2着に入り、東京ダービー6着、戸塚記念4着と世代トップクラスの素質は示してきた。前走の報知オールスターCは直線で伸びきれず9着に終わったが、マイル替わりはプラス材料で見直しが必要だろう。

ムエックス (牡7)
ムエックス JRA3勝クラスで苦戦が続いたが、船橋・張田京厩舎への移籍をきっかけに大ブレイクし、重賞初制覇を飾った2走前の川崎マイラーズを含む〈9310〉。前走の報知グランプリCは勝ち馬キングストンボーイとの距離適性の差が出ただけで、スムーズに折り合えたのは大きな収穫だった。ベストのマイルに戻り、きっちりチャンスをつかみたい。

ビヨンドザファザー (牡6)
JRAダートで5勝をマークし、昨年のマーキュリーCでは勝ち馬クラウンプライドにタイム差なしの2着に追い込んだ。大井・藤田輝信厩舎への移籍初戦になるが、地方の馬場を経験しているのは強み。左回り4勝のうちマイルで2勝をマークしているように舞台設定も合っており、追い比べの展開になれば好勝負になりそう。

ギガキング (牡7)
ギガキング 重賞7勝。22、23年の報知グランプリC、フリオーソレジェンドCを含む6勝をマークした船橋1800メートルのスペシャリストだが、昨年の京成盃グランドマイラーズVが示す通り、距離適性に関しては問題なし。近況は勝負どころで置かれるシーンが多く、前走の報知グランプリCでも7着に沈んでいるのが気がかり。

フォーヴィスム (牡7)
フォーヴィスム JRAダートで4勝をマークし、川崎・内田勝義厩舎へ。移籍後4戦は入着止まりだったが、昨夏を境に本格化し、3走前のスパーキングサマーCは直線一気の末脚で重賞初制覇。前走の兵庫ゴールドトロフィーでは1番人気サンライズホークとの追い比べを制してダートグレードのタイトルを獲得しており、今年の始動戦が注目される。

デュードヴァン (牡8)
デュードヴァン JRAダートで4勝をマークし、大井・坂井英光厩舎へ。脚の使いどころが難しい半面、マイル路線では堅実な走りを見せており、昨年の川崎マイラーズ、サンタアニタトロフィーを制している。ただ、今年は本来の切れが見られず、川崎マイラーズ6着、多摩川オープン4着はともに勝ち馬から2秒以上も離されている点が不安材料だ。

京成盃グランドマイラーズとは?

1997年に船橋競馬場ダート1600mの南関東重賞(G3)競走として第1回が施行された。以降、レースの施行時期は年によって変動しているため、それに伴いレースの位置付けも様変わりしているレース。過去にはナイキアディライト、サプライズパワー、カジノフォンテンなど船橋を代表する名馬たちが勝利を収めており、中でもカジノフォンテンは2020年、2021年と同レース(京成盃グランドマイラーズ)の連覇を果たし、さらにかしわ記念も勝利を収めたことから、注目のステップレースとなっている。本競走の1、2着馬には「第37回かしわ記念(JpnI)」の優先出走権が与えられる。


昨年のレース模様

最後の直線で抜け出したギガキングが1番人気に応えて3馬身差Vを飾り、重賞7勝目をマークした。スタートで後手に回り、最後方を進んだ浦和のナニハサテオキ(2番人気)が猛然と追い上げてゴール寸前で2着を確保。4コーナー先頭の積極策から押し切りを狙ったアランバローズ(4番人気)がアタマ差遅れの3着に入った。

第27回 京成盃グランドマイラーズ(SII)の模様


過去の優勝馬

第26回 京成盃グランドマイラーズ(SII)の模様
2023年3月16日
第26回 ゴールドホイヤー[川崎]
第25回 京成盃グランドマイラーズ(SII)の模様
2022年3月24日
第25回 スマイルウィ[船橋]
第24回 京成盃グランドマイラーズ(SII)の模様
2021年4月8日
第24回 カジノフォンテン[船橋]

イベント・ファンサービス

船橋競馬 第13回開催〔3月10日(月)~3月14日(金)〕イベント情報


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