船橋ケイバ重賞競走特集


サッポロビール盃 第27回 マリーンカップ(Jpn III)

サラブレッド系 3歳以上牝馬 別定 ダ1600m 1着30,000,000円

出走馬

JRA所属馬(出走:4頭)

No. 所属 馬名 性 齢 負担
重量
調教師 騎乗予定騎手 備考
選定 中央 チェイスザドリーム 牝4 55 矢作芳人 坂井瑠星  
選定 中央 ナンヨーアイボリー 牝5 55 松永幹夫 石橋脩  
選定 中央 ペルアア 牝4 55 野中賢二 岩田望来  
選定 中央 レディバグ 牝5 55 北出成人 酒井学  

チェイスザドリーム (牝4)
チェイスザドリーム  22年3月のJRA未勝利戦でデビューVを飾り、これまでにダートで〈4102〉。1年足らずでオープンまで上り詰めており、前走の大和Sでもすんなり2番手を奪うスピードを見せて0秒5差4着に粘り込んだ。ただし、1400メートルまでしか経験がなく、ダートグレード競走初挑戦、初コース、初ナイターと克服すべき課題も多い。

ナンヨーアイボリー (牝5)
プリティーチャンス  デビュー6戦目のJRA芝の未勝利戦を勝ち上がり、22年3月にダート路線に矛先を向けてから3勝を積み重ねた。ダートグレード競走初挑戦だった前走のTCK女王盃で先着を許した4頭はすべてJBCレディスクラシック組で分が悪かったが、全4勝をマークしているマイル以下の左回りコースに替わり、このメンバーならおもしろい。

ペルアア (牝4)
ペルアア  JRA通算7戦4勝2着2回で、連対を外したのはデビュー2戦目の芝1400メートルの9着だけ。今年2連勝中と充実ぶりが目覚ましく、スピードタイプで地方向きの先行力があり、時計のかかる馬場にも対応できるはず。初コースやナイターなど環境の変化に戸惑ってテンションさえ上がらなければ重賞初挑戦Vは夢ではない。

レディバグ (牝5)
レディバグ  JRAダートで4勝。船橋初参戦だった昨年のマリーンCは大きく離された5着に敗れたが、続く栗東Sを制し、スパーキングレディーCではショウナンナデシコのクビ差2着に迫った。前走のコーラルSで0秒4差6着まで追い上げて復活の兆しを見せており、牝馬限定のダートグレード競走ならチャンスは十分ある。


南関東地区所属馬(出走:4頭)

No. 所属 馬名 性齢 負担
重量
調教師 騎乗予定騎手 備考
1 大井 サルサレイア 牝7 55 堀千亜樹 矢野貴之  
2 川崎 リネンファッション 牝6 55 加藤誠一 森泰斗  
3 船橋 レディオスター 牝4 55 矢野義幸 木間塚龍馬  
4 船橋 オーロラテーラー 牝6 55 稲益貴弘 和田譲治  

サルサレイア (牝7)
サルサレイア
 JRAダートで2勝。脚質的に展開の助けが必要なタイプで、南関東移籍後は21年5月の準重賞・ネモフィラ賞を最後に勝ち鞍がない。船橋コースは3年連続で出走したクイーン賞が3、5、7着、報知グランプリC4着と適性は示しているが、今回は約4か月ぶりで気合不足が否めず、久々のマイルの流れに対応できるかも鍵。

リネンファッション (牝6)
リネンファッション
 19年のJRA芝1600メートルで新馬勝ち。5戦目からダート路線に転向して3勝を積み重ね、21年のスパーキングレディーC、ブリーダーズゴールドCで2着に入り、続くJBCレディスクラシックでも3着した実績馬。同型との兼ね合い次第だが、単騎マイペースもしくは、もまれない番手で運べれば残り目もありそう。

レディオスター (牝4)
レディオスター
 門別で5戦2勝2着3回。スピーディキックの0秒1差に食い込んだリリーCを最後に船橋・矢野義幸厩舎へ。3連勝して挑んだ東京プリンセス賞で3着に入り、東京ダービー(10着)に駒を進めた世代トップクラスだが、古馬相手に苦戦を強いられており、自己条件でも4、3、4着。昨年のクイーン賞8着以来のダートグレード競走挑戦になる。

オーロラテーラー (牝6)
 JRAで7戦未勝利。船橋・稲益貴弘厩舎へ移籍後は1400~1600メートルに照準を合わせて〈7346〉。掲示板を外したのはわずか1回と堅実な走りを見せているが、ここ2戦は連続5着とB2で足踏みしている状況だ。重賞初挑戦がダートグレード競走で一気に相手が強化しており、経験を積んで今後に生かしたいところ。


地方他地区所属馬(出走:4頭)

No. 所属 馬名 性齢 負担
重量
調教師 騎乗予定騎手 備考
選定 笠松 クレールアドレ 牝4 55 伊藤勝好 藤原幹生  
選定 笠松 ナラ 牝7 55 伊藤勝好 深澤杏花  
選定 笠松 ミスティネイル 牝7 55 伊藤勝好 松本剛志  
選定 笠松 ハナウタマジリ 牝5 55 伊藤勝好 小杉亮  

クレールアドレ (牝4)
クレールアドレ
 21年7月の浦和でデビュー勝ち。22年4月に笠松・伊藤勝好厩舎への移籍初戦Vを飾ったが、それ以降は2着4回が精いっぱい。積極的に参戦しているダートグレード競走や地方交流重賞では全く歯が立たず、自己条件の前走でも1秒7差の6着。中4日の強行軍に加え、使い詰めのローテーションで苦戦は免れない。

ナラ (牝7)
ナラ
 門別1勝、笠松で13勝。18年5月のデビューから休みなく走り続け、地方競馬通算100戦目だった前走を勝利で飾ったタフな7歳牝馬。ただし、ダートグレード競走では追走するのが精いっぱいで、マリーンCも過去に20年14着、22年11着の大敗を喫している。中5日の強行軍で強調すべき材料が見当たらない。

ミスティネイル (牝7)
ミスティネイル
 JRA3戦未勝利を経て、金沢、船橋で12勝をマークしたが、笠松移籍後は自己条件の1勝止まり。中5日の強行軍で上積みは乏しく、今年すでに9戦目となる7歳牝馬。2度目の古巣遠征だった3走前のダイオライト記念で11秒6差12着の大敗を喫しており、牝馬限定戦でもダートグレード競走では荷が重い。

ハナウタマジリ (牝5)
ハナウタマジリ
 門別2勝、高知で2勝。21年9月の笠松移籍後は2勝を積み重ねている。ダートグレード競走参戦はすべて船橋コースで21年のクイーン賞14着、22年のマリーンC12着、今年のダイオライト記念13着と大敗続き。地元の自己条件でも勝ちきれない状況に加え、中5日の強行軍ではさすがに厳しい。


マリーンカップとは?

3歳以上牝馬によるダートグレード競走で、レース名は海岸に近い船橋競馬のイメージから名づけられました。1,2着の地方所属馬には「スパーキングレディーカップ(JpnIII)」の優先出走権が、1~5着の南関東所属先着馬2頭(3歳馬を除く)には「しらさぎ賞(SIII)」の優先出走権が付与されます。昨年は吉田隼人騎手(JRA)が騎乗する2番人気、ショウナンナデシコが優勝しました。


昨年のレース模様

 前走川崎でエンプレス杯を制したショウナンナデシコが1番人気サルサディオーネを2番手でガッチリマークする展開。最後の直線で2番手追走から抜け出して重賞連勝となった。

第26回 マリーンカップ(Jpn III)の模様


過去の優勝馬

第25回 マリーンカップ(Jpn III)の模様
2021年4月7日
第25回 テオレーマ [JRA]
第24回 マリーンカップ(Jpn III)の模様
2020年4月2日
第24回 サルサディオーネ [大井]
第23回 マリーンカップ(Jpn III)の模様
2019年4月17日
第23回 ラーゴブルー [川崎]

イベント・ファンサービス

船橋競馬 第1回開催〔4月10日(月)~4月14日(金)〕イベント情報


その他コンテンツ


第27回 マリーンカップ(Jpn III)ポスター
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