船橋ケイバ重賞競走特集
サッポロビール盃 第28回 マリーンカップ(JpnIII)
サラブレッド系 3歳牝馬 定量 ダ1,800m
賞金 1着30,000,000円 2着10,500,000円 3着6,000,000円 4着3,000,000円 5着1,500,000円
JRA所属馬(出走:4頭)
クラヴィコード (牝3)
デビュー2戦目にダートに矛先を向けて勝ち上がり、2走前に笹川翼騎手とのコンビで1勝クラスを卒業。続くインディアトロフィーは8番人気の低評価を覆して鮮やかな逃げ切り勝ちを決めている。ダートグレード競走初挑戦だが、地方の馬場向きの先行力があり、2連勝中の勢いそのままにタイトル奪取をもくろむ。
アンモシエラ (牝3)
ダート1800メートルの未勝利、もちの木賞を連勝。芝GIのホープフルSは15着に沈んだが、ダートグレード競走初挑戦のブルーバードCで差し切り勝ち。続く京浜盃、羽田盃で2着、東京ダービーでも3着に入り、世代トップクラスの力を示している。コースは経験済みで、3歳牝馬限定の定量戦ならあっさり勝っても不思議はない。
アンデスビエント (牝3)
デビュー2戦目に勝ち上がり、1勝クラスを3戦で卒業。ダートグレード競走初挑戦だった前走の関東オークスでは後続に7馬身差をつける逃げ切り勝ちを収めた。母アンデスクイーンは19年のブリーダーズゴールドC、レディスプレリュード、20年のエンプレス杯の勝ち馬で、血統背景からも牝馬路線の主役になり得る存在だ。
テンカジョウ (牝3)
エンジンがかかってからの末脚は特筆すべきものがあり、前走はスタートで大きく出遅れる致命的な不利をはねのけて2勝クラスを突破した。今年2月のデビューから4戦全てダート1800メートルに出走して3勝3着1回と底を見せておらず、一気の相手強化でも期待は膨らむ。初めての左回りコース、地方の馬場を克服できればおもしろい。
南関東地方競馬所属馬(出走:2頭)
フォルトリアン (牝3)
昨年6月のデビューからコンスタントに出走して16戦のキャリアを誇る。大井1200~1600メートルで3勝をマークしているが、重賞は昨年の園田プリンセスC5着、ローレル賞7着、今年の東京プリンセス賞6着で入着が精いっぱい。前走の準重賞・アレキサンドライトCも2秒8差3着で、このメンバーでは苦戦は免れないだろう。
ザオ (牝3)
約3か月半ぶりだった前走の準重賞・アレキサンドライトCはスタートで後手に回る不利がありながらも、4コーナー先頭から後続を7馬身突放す圧巻V。精神面の成長が目覚ましく、砂をかぶっても嫌がる素振りを見せなくなったのは大きな収穫だろう。金沢の名手・吉原寛人騎手とのコンビは2度目で、地の利を生かしてJRA勢を迎え撃つ。
1997年に交流重賞として創設。2023年までは3歳以上牝馬のマイル戦だったが、2024年に施行された全日本的なダート競走の体系整備によって、3歳牝馬の1800m戦となり、開催時期も9月へと変更された。2024年からは1着馬にはJBCレディスクラシックの優先出走権が与えられ、"Road to JBC"として位置づけられる。
第26回 ショウナンナデシコ [JRA]
第25回 テオレーマ [JRA]
第24回 サルサディオーネ [大井]
船橋競馬 第7回開催〔9月23日(休・月)~9月27日(金)〕イベント情報
マリーンカップの開催ポスターをダウンロードできます。