船橋ケイバ重賞競走特集

第71回 日本テレビ盃(JpnII)

サラブレッド系 3歳以上 別定 ダ1,800m
賞金 1着40,000,000円 2着14,000,000円 3着8,000,000円 4着4,000,000円 5着2,000,000円


出走馬

JRA所属馬(出走:4頭)

ウィリアムバローズ (牡6)
ウィリアムバローズ ダート路線に矛先を向けて素質が開花し、重賞初制覇を飾った2走前の東海Sを含む7勝をマーク。前走のかしわ記念は初めてのマイル、地方の馬場で本来のパフォーマンスを発揮できなかったが、今回は全7勝中5勝の1800メートルが舞台。左回りコースも3度目になり、前々で流れに乗れれば上位争いに加わっても不思議はない。

ウシュバテソーロ (牡7)
ウシュバテソーロ 5歳の春にダート路線に転向して大ブレイク。昨年は川崎記念、ドバイワールドC、日本テレビ盃、東京大賞典(連覇)を制した。今年はサウジC、ドバイワールドCで連続2着に泣いたが、世界の舞台で渡り合えるトップホース。約6か月ぶりの出走でも昨年同様のローテーションに不安はなく、国内では負けられない。

デルマソトガケ (牡4)
デルマソトガケ ダート転向2戦目から3連勝を飾り、22年の全日本2歳優駿を制した。それ以降は海外を転戦し、昨年はUAEダービー勝ち、ブリーダーズCクラシック2着、サウジダービー3着。今年はサウジC5着、ドバイワールドC6着だが、世界トップクラスでもまれた経験は大きく、約1年9か月ぶりの国内戦に注目が集まる。

メイショウハリオ (牡7)
メイショウハリオ 21年のみやこS、22年のマーチSを制し、昨年のかしわ記念、帝王賞(連覇)とJpn1を3勝。今年はサウジCを出走取り消しとなり、約6か月ぶりの出走となった前走の帝王賞でも末脚不発の9着とリズムが悪く、以前よりズブい面が出てきている点も気がかり。脚質的にスパイラルカーブの船橋コース向きだが…。

南関東地方競馬所属馬(出走:6頭)

ホウオウトゥルース (セ8)
ホウオウトゥルース JRAダートで4勝をマークし、船橋・佐藤裕太厩舎へ。移籍初戦のA2・B1特別を含めて4勝を積み重ねているが、重賞初挑戦だった京成盃グランドマイラーズは2秒4差の6着。5着馬から5馬身も離されており、トップクラスとの力差を見せつけられる結果となった。約3か月半ぶりの出走で苦戦は免れないだろう。

キャッスルトップ (牡6)
キャッスルトップ 21年のジャパンダートダービーはJRA勢の追撃を封じる鮮やかな逃げ切りV。ブービー人気の激走で4連勝を飾り、Jpn1ホースの仲間入りを果たしたが、それ以降は3年以上も勝ち鞍がない状況。ここ3戦はA2特別でも10、7、10着の大敗を喫しており、大きな変わり身は望めそうにない。

コラルノクターン (牡7)
コラルノクターン JRAダートで4勝をマーク。オープンで頭打ちになり、昨年5月の欅S11着を最後に船橋・矢野義幸厩舎へ。移籍初戦のA2・B1特別で勝利を収め、続く千葉ダート1800で2着に入ったが、それ以降は5戦して自己条件の3着2回が最高。重賞初挑戦がダートグレード競走ではさすがに荷が重いか。

ゴールドハイアー (牡6)
ゴールドハイアー 船橋・林正人厩舎への移籍初戦だった前走のフリオーソレジェンドCは直線で伸びきれず9着に沈んだが、約2か月半ぶり、初物尽くしを考えれば仕方ない面もありそう。JRA在籍時には4走前の総武Sを含むダート5勝をマークした実績馬で、もう少し体が絞れてくれば変わり身があってもいい。

ナニハサテオキ (牡5)
ナニハサテオキ JRA在籍時は芝で1勝止まりだったが、浦和・平山真希厩舎に移籍後は〈7400〉。前走のフリオーソレジェンドCは約5か月半ぶりにもかかわらず、強敵ギガキングを一蹴して重賞初制覇を飾った。相手は一気に強化されるが、船橋1800メートルの適性は高く、末脚の生きる流れになれば上位争いに加わるシーンも。

ギガキング (牡6)
ギガキング 前走のフリオーソレジェンドCは唯一の58キロに加え、スローペースの流れで自ら動かざるを得ない展開が向かなかったが、2着を確保して存在感は示した。22、23年の報知グランプリC、昨年のフリオーソレジェンドC勝ちを含め船橋1800メートルは〈6102〉。ベストの舞台で一昨年(5着)以上の成績を狙う。


地方他地区所属馬(出走:3頭)

ソルトゴールド (牡5)
JRAでデビューから3戦連続3着した後にダート1800メートルで未勝利を脱出したが、1勝クラスで頭打ちになり、愛知の今津博之厩舎へ。移籍後も条件戦で5戦して勝ち鞍がなく3着止まり。今月に入って3戦目でローテーションは厳しく、ダートグレード競走初挑戦で相手は格段に強化しており、前半から追走に苦労しそう。

マイネルヘリテージ (牡5)
マイネルヘリテージ JRAで6戦未勝利に終わり、金沢で5勝の実績を積んでJRAに再移籍するも1勝クラスで頭打ち。再び金沢・井樋一也厩舎へ移籍したが、約1年で18戦してわずか1勝にとどまっている。日本テレビ盃は3年連続の参戦になるが、一昨年は5秒3差9着、昨年は5秒8差10着で強調すべき材料が見当たらない。

シンコーマーチャン (牡10)
シンコーマーチャン JRAダート3勝、門別未勝利、高知9勝を経て愛知・今津博之厩舎へ。移籍後に条件クラスで3勝を積み重ねたキャリア95戦の10歳馬。ダートグレード競走は22年の名古屋グランプリ10着、昨年の佐賀記念12着、浦和記念11着と大敗が続いており、トップクラスとのレベル差は歴然としている。


日本テレビ盃とは?

 日本テレビ放送網(NTV)が1953年に日本の民間放送局として最初の地方競馬の中継を船橋競馬場から行ったことを記念して、翌1954年からアルファベットの略称であるNTV盃として創設。
 1979年からは開催時期を9月末~10月頭へと移動し、中央との交流競走となった後の勝馬に限っても、アブクマポーロ、アグネスデジタル、マキバスナイパー、フリオーソ、スマートファルコンといったダートグレード競走戦線の中核を担ったGI(JpnI)馬らが、ずらりとその名を連ねている。
 また、JBC競走の前哨戦"Road to JBC"の1つとして数えられ、1着馬にはJBCクラシックへの優先出走権が与えられるため、JRA馬、地方馬ともに強豪が集結し、JpnIIながらハイレベルなレースが期待される。

サンタアニタトロフィー結果 スパーキングサマーカップ結果 フリオーソレジェンドカップ結果 サンタアニタトロフィー映像 スパーキングサマーカップ映像 フリオーソレジェンドカップ映像

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昨年のレース模様

第70回 日本テレビ盃(JpnII)の模様


過去の優勝馬

第69回 日本テレビ盃(JpnII)の模様
2022年9月28日
第69回 フィールドセンス [船橋]
第68回 日本テレビ盃(JpnII)の模様
2021年9月29日
第68回 サルサディオーネ [大井]
第67回 日本テレビ盃(JpnII)の模様
2020年9月30日
第67回 ロードブレス [JRA]

イベント・ファンサービス

船橋競馬 第7回開催〔9月23日(休・月)~9月27日(金)〕イベント情報


その他コンテンツ


第71回 日本テレビ盃(JpnII)ポスター
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