船橋ケイバ重賞競走特集

第72回 クイーン賞(JpnIII)
サラブレッド系 4歳以上牝馬 中央・地方交流 ダ1,800m
賞金 1着30,000,000円 2着10,500,000円 3着6,000,000円 4着3,000,000円 5着1,500,000円
JRA所属馬(出走:4頭)
ライオットガール (牝6)
23年のレパードステークス、クイーン賞、24年の兵庫女王盃、昨年のブリーダーズゴールドカップ勝ち馬。3年連続で挑んだJBCレディスクラシックは6、4、5着とJpnIの壁に阻まれたが、末脚の破壊力はダブルハートボンドに唯一黒星をつけた2走前のブリーダーズゴールドカップで証明済み。馬体回復が鍵だろう。
メモリアカフェ (牝4)
昨年の関東オークスは重賞初挑戦にもかかわらず、直線だけで後続を5馬身突き放す圧倒的なパフォーマンスで連勝を達成。約3か月半ぶりだった前走のマリーンカップは展開も向かず2着に敗れたが、船橋1800メートルは2度目になり、最大3キロのハンデ差を生かせれば世代の壁は打破できそう。試金石の一戦だ。
テンカジョウ (牝5)
前走のチャンピオンズカップは大外から追い上げるも7着に終わったが、地方のダートグレード競走では24年のマリーンC、昨年の兵庫女王盃、エンプレス杯勝ちを含む〈3230〉と抜群の安定感を誇る。牝馬トップクラスの力は疑いようがなく、脚質的に船橋コース向き。スタートさえ決まればチャンスだろう。
アピーリングルック (牝5)
JRAダートで5勝をマーク。紅一点だった前走の名古屋大賞典は重賞初挑戦ながらも、強敵カズタンジャーとの追い比べを制してコースレコード勝ち。地方の馬場向きの先行力を見せており、初ナイターを経験したのも大きな収穫だった。左回りコースは〈4210〉で適性が高く、56キロを克服しているのは心強い。
南関東地方競馬所属馬(出走:9頭)
リヴェルベロ (牝4)
24年のルーキーズサマーカップ2着、園田プリンセスカップ5着、昨年の桜花賞3着と早くから活躍したが、東京プリンセス賞以降は10戦全て着外に敗れており、A2B1特別の前走でも勝ち馬から4秒6離されたシンガリ負けを喫している。なかなか復活の兆しが見られず、ダートグレード競走では苦戦は免れない。
ドナギニー (牝4)
中距離路線で頭角を現し、昨年の東京プリンセス賞3着、牡馬相手の東京ダービーチャレンジ、黒潮盃で2、5着に入り、続く準重賞・アレキサンドライトカップ、ロジータ記念を連勝した。前走の川崎マイラーズはペースが合わず7着に敗れたが、1戦1勝の船橋コースに替わり、牝馬限定戦なら見直しが必要だろう。
ホーリーグレイル (牝4)
門別で2戦未勝利に終わったが、川崎・内田勝義厩舎に移籍して素質が開花し、昨年のニューイヤーカップで重賞初制覇を飾った。約4か月ぶりの準重賞・アレキサンドライトカップで2着に入り、続く楠賞、東京シンデレラマイルを連勝中と充実一途。スピードは見劣らず、1800メートルを乗り切れるかが鍵になりそう。
ジゼル (牝7)
デビューから11連勝を飾った船橋・山中尊徳厩舎の生え抜き。マイルにシフトした3走前の準重賞・ローズベール賞で3馬身差Vを飾り、初めての1800メートルだった前走のA2B1特別で0秒3差4着まで追い込んだが、重賞は7度挑戦して24年のしらさぎ賞3着が精いっぱい。ダートグレード競走では荷が重いか。
プラウドフレール (牝4)
昨年のユングフラウ賞、桜花賞を連勝し、東京プリンセス賞5着、関東オークス3着。3走前のマリーンカップではJRA勢を撃破しており、NARグランプリ2025の3歳最優秀牝馬に選出された。JBCレディスクラシック14着、東京シンデレラマイル6着は不本意な結果だったが、自分のリズムで運べれば。
ウィルシャイン (牝4)
24年のローレル賞を制した後は苦戦を強いられたが、3走前の準重賞・サルビアカップで2着に入り、続くロジータ記念で3着。競馬を覚えてレースぶりが良化し、前走のトライアル・クイーンズオーディションは後続に3馬身差をつける復活Vを決めた。上昇カーブに乗り、2度目のダートグレード競走に挑む。
ブルーパッション (牝4)
ダートグレード競走初挑戦だったマリーンカップで4着に健闘したが、ロジータ記念で大差シンガリ負けを喫した以降は不振が続いており、B1B2特別の前走でも4着が精いっぱい。ハンデ52キロも決して恵まれているとは言えず、410キロ前後の小柄な牝馬で大きな変わり身を期待するのは酷か。
シンメルーブス (牝5)
浦和・野口寛仁厩舎で4勝をマークした後にホッカイドウ競馬でキャリアを重ね、再び南関東へ。転入初戦だった前走のトライアル・クイーンズオーディション3着は直線で挟まれ、前が壁になって追えなくなる二重の不利が大きく度外視できる。船橋コースは合っており、ハンデ52キロを生かして上位進出を狙う。
マーブルマウンテン (牝5)
昨年11月のシャングリラステークス8着を最後に大井・藤田輝信厩舎へ。約2か月半ぶり、重賞初挑戦でハードルは一気に上がるが、JRA3勝を全て左回りコースのダート1800メートルでマーク。B1格付けでハンデ52キロは恵まれており、岩手の名手・山本聡哉騎手を迎えて好勝負に持ち込みたいところ。
船橋競馬場で行われる、牝馬たちによるハンデキャップレースです。 全日本的なダート競走体系の整備に伴い、2024年から開催時期が11月から2月へと移行し、新たなスタートを切りました。これまで新年の牝馬ダートグレードといえば大井競馬場の「TCK女王盃(JpnIII)」が広く親しまれてきましたが、同競走は園田競馬場へ移転し、兵庫女王盃として実施されています。 この変更により、クイーン賞は年明け最初に行われる牝馬ダートグレード競走として、重要なオープニングカードの役割を担うこととなりました。また、本競走を制した地方所属馬には、「エンプレス杯(JpnII)」への優先出走権が付与されることから、冬のダート女王を決める一戦として、その注目度は以前にも増して高まっています。
2番手から抜け出したオーサムリザルトが断然人気に応えてデビュー以来の連勝を8に伸ばし、重賞3勝目をマーク。マイペースで逃げた3番人気アンモシエラが2着、直線でしぶとく追い上げた2番人気テンカジョウが3着に入り、JRA勢が上位を独占。23年の勝ち馬ライオットガールは無念の出走取り消しとなった。
第70回 アーテルアストレア[JRA]
第69回 ライオットガール[JRA]
第68回 テリオスベル[JRA]
船橋競馬 第12回開催〔2月9日(月)~2月13日(金)〕イベント情報

クイーン賞の開催ポスターをダウンロードできます。







